【Unity】UnityのSceneを劇的ビフォーアフターしたい
概要
こうしたい。
いいらいとさんがちょっと教えてくれた。
こういうこと教えてくれる人は少ないです。貴重な御方です。
10秒雰囲気メイキング
— いいらいと (@easy_light2213) 2017年6月27日
半円リングを回転させる。
アセットに課金してグラデがかかったskybox設定。
planeを設定したパーティクルをひらひら回転させて背景になんか降らせる。
完。#unity1week pic.twitter.com/YbzfA5lPQW
なるほど、自分もやってみよう!
元のデータを用意
テキトーにSceneを作る。
テキトーにオブジェクトを配置してみる。
ここでは
- Cube
- Sphere
- Cylinder
の3つをFloorに見立てたCubeの上に配置しました。
ダサすぎワロタ。
これをオシャレに変えてみましょう。
まずは空から変えていこう
unityはSkyboxという空間の内側にSceneは描画されます。
そのSkyboxから変えていこう
Shaderで二色のカラーをグラデーションした感じでいかがでしょう。
神がいた。
github.com
もうこれこのままでええやん…?完成形や。
Lerp(A,B,C)はAからBに向かって変化した時に、Cの値で保管する関数
これを利用したMaterialを作って
Windows > Lighting > Setting
SkyboxのMaterialに作ったものをぽいっと設定すると
(眩しすぎるならIntensity Multiplierを減らしてみて)
なんということでしょう、先程まで殺風景だった背面があっという間にオシャレなグラデーションの空間に!
ああ、次はカメラだ
これだけでもオシャレさはあるが、まだいける。
次は
Post Processing Stack(無料)
https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/83912
を使う。
Unity5.5以上が対象になってしまうので、それ以前の人は
Import PackageからImage Effectで似たような機能が使えるはずだ。
(間違ってたらゴメンナサイ)
別で作ったProfileの値でPost Effect(色々描画して、最後にかけるエフェクト)を調整出来る
○Profileの作成
Project -> Create -> Post Processing Profileで作成
○Post Efffectの設定
Post Processing BehaviorスクリプトをMain Cameraにアタッチ
○Post Effect profileの反映
作成したPostProcessing Profileを Post Processing Behavior 紐付けて準備完了だ。
PostProcessing Profileの設定
- Antialiasing
- Ambient Occlution
- Depth of Field
- Bloom
- Color Grading
の5つをONにしただけでこんな感じ。
まるで豆腐のように美味しそうだったオブジェクトが、
あっという間に食べられなくなりました。
後はお好みでパラメータをいじったり、
point lightを入れてみたりするとそれだけでグッとそれっぽい。
いかがでしょうか
オブジェクトには触らずに
- Skybox
- PostProcess
この2つを触るだけでグッと良くなるのがUnity。本当に劇的。
まだパラメータが一杯あるのでまだまだ出来ることはありそう。